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雨龍堂annex

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妄想吐き出し

BSRでチカダテ妄想。

ネタ的には王道?な感じかも。

でも書きたかったンだ!





・いきなり始まって、いきなり終わる系

・政宗さんがちと弱り気味

・てか、これ政宗さん?

・いやそれより、これチカダテ?

・捏造甚だしいぞ、おい

・ヤマなし、オチなし、イミなし

・エロもないよ





こんなんでもよろしければ、続きを…どぞ。












ドカドカと床板を踏む音が無遠慮に城の奥へと進む。既に見慣れた人物となってはいたが、これほど鬼気迫る様相であった事などなかったろう。正に通り名の如く、鬼の形相だ。

「政宗っ!」

躊躇いなく開け放たれた障子が、支柱にぶつかり盛大な音を立てた。それに抗議するかのような鋭い視線は無視し、驚愕の色を浮かべるひとつ眼だけを凝視する。

「…政宗、」

白い夜着から痛々しい包帯が覗くものの、生きて此方を見遣る青年の姿に安堵する。

「…ったく、テメェにしちゃ下手こいたらしいじゃねぇか、」

軽くからかいの言葉をかけながら歩み寄る。そろそろ憎まれ口のひとつでも寄越されようか、と思っていた耳に届いたのは、

「…藤次郎の不徳の致すところです」

沈んだ声音。

思わず、元親の足が止まった。

「…ま、さむね?」

絞り出した声がみっともなく震えていたが、そんな事は今は問題ではない。

元親は、何時ものように傍らにつく傅役を見遣った。

「先ずは体力回復を心掛け下され、」

主君にのみ見せるやや柔和な表情で言って、小十郎は政宗が手にしていた薬湯を取った。そして片腕を背にそえ、横になるよう促す。

「将たる者、横になるを見せる訳にはいかぬ、」

声はよく知る青年のものであるのに、語る口調が全く知らぬ人物のようで。元親はただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

「…ならば、人払いします故、体を休められませ」

主を寝かせる事を諦めて、小十郎はその場に居た侍医と数名の重臣、そして元親に目配せした。

人払い、と言われて自身が対象となるなど元親には理解し難い事だった。

「俺も、か?」

「そうだ、西海の」

次々と側近が退室していく中その場に足を縫い付けられたかのような元親を、小十郎が腕を引いて立ち退かせようとする。

「説明する、とにかく今は譲れ」

頼み事とは到底思えない強い口調。しかし、そこに偽りはなく、元親は瞬巡の後、小十郎の言を受け入れた。

「また後でな、政宗」

障子が閉められる直前に言い置いた元親に、困惑に揺れる隻眼が無言で返されるだけだった。





+++++



ホントに書きたいトコまで行かんまま終わるっ(笑)

続いたとしても、あんまり最後まで考えてなかったり。





……お試し的なwww

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