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雨龍堂annex

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萌えの糧

ヲタやってて(日本語として成立すんのかなコレ)良かったと思うのは、いつでもどこでも妄想というエコ機能を使えるという事でしょうか。まぁ四六時中妄想吐き出してにへにへしてると、それはそれで問題ですけれども。

何の話かって言うと、
こないだGWにスパコミ後に家人と合流して小旅行に出た訳なんですが、その帰りに渋滞に巻き込まれまして。
そんな時に大活躍なエコ機能が「妄想」だった訳です。
で、その時は何となくの妄想だったんですけれども・・・
先日ちょろりと絵茶で遊んでもらう機会がありまして。その時にボソリとそれを吐き出しましたら・・・なんかツボったようで。

ふへへへ、やったぜwww

とか思ってたら、なんか名指しで「書こうよ」とか言われてた。いやイニシャルだったけど。書こうよって言われても無理だよ、難しいよ、続かないよ、寧ろワシが読みたいよ。



まぁ、ガッカリ仕様になりますよ、という実例を「続き」から

もンの凄くガッカリ仕様です。
得意の「いきなり始まっていきなり終わる」系です。当然続きません。
人ライです。
現代パラレルです。設定(?)の都合上、年齢もちょっと上ってます。
それとなく固有名詞が出てきますが、特にメーカーの回し者でもなんでもないです。

それでもいいという方のみ、どぞ。
苦情はノーサンキュウでヨロです orz







休日であるからだろう、ハイウェイオアシスには数多の車が引切り無しに出入りしていた。
止められた車もコンパクトカーからファミリータイプのワンボックスまで様々で、マイクロバスや観光バスも少なくはない。
車から下り立つ人々は、楽しそうな満面の笑みであったり移動距離の長さに疲れたものであったり。
そんな、なんという事もない高速道路のサービスエリアでの光景。
そこにするりと滑り込んできた漆黒の車体も、その光景の一部・・・・・・の筈であった。
車種としては最近流行のワンボックスタイプだし、極端に流通数が少ないほどでもないだろう。ただファミリータイプの物に比べてややシャシが低い。それだけの筈なのに、手入れの行き届いた艶やかな光沢を帯びた車体は、まるで野生の獣を思わせるような、獰猛な美しさをかもし人目を惹き付けていて。否、人目を惹いていたのは車だけの事ではなく、フロントガラス越しに見える運転者の容貌も、一因だ。彼に目の止まった者が一様に車の行方を視線で追っていた。
なめらかな動きで駐車スペースを移動していたソレは、空きを見付けて更にスピードを落とした。
世辞にも広いとは言えないスペースを、危なげなく切り返し、バックで駐車する。綺麗にスペースに収まったヴェルファイアが、低く吐き出していた伊吹を静めた。
ややして、運転席のドアが開かれると、すとん、と軽やかな様子で運転者が下り立った。
途端、周囲が細波立つ。
漆黒の車体に添うように立つ人物は、同じように黒を纏った青年で。
日差し避けにかけていたレイバンにかける手は白磁のように白い。わずか俯いてレイバンを外した青年が、半ばまで下ろしていた目蓋をゆるりと持ち上げた。
Vネックシャツの上に羽織った細身のジャケットの胸ポケットにたたんだレイバンを収めながら、ドアを閉める。その所作だけでも周囲の目を惹くには十分過ぎた。
青年はゆったりとした歩調で助手席側に回り込むと、ドアを開けた。シートを倒して眠っていたのだろう、フロントから同乗者の姿は見えなかった。
「下りないのか、人修羅」
物静かな声が呼ばわるのに、同乗者がむくりと身体を起こした。ところどころ飛び跳ねた髪が動きにあわせてぴょこぴょこと揺れる。
「んー・・・着いた?」
「ハイウェイオアシスだ。ここに寄りたかったのだろう?」
青年が僅かに口角を持ち上げて言って、助手席の人物に手を差し伸べた。白い、しかしけして女性的ではないそれに、気軽い様子で手が重ねられた。次いで、助手席から飛び降りるように出てきたのは・・・
「あー・・・よく寝た!ライドウの運転だから安心して寝られたよ、サンキュー」
大きく伸びをして屈託ない笑みを浮かべて言うのは、年のころも背格好も同じ位の青年で。ただ服装は運転者である青年とは対照的に非常にラフなものだった。
「広いなぁ!いろいろ見てみようぜ。露店出てるし、ライドウも食うだろ?」
ドアを閉め、ライドウと呼ばれた黒尽くめの青年が指先でキーを操作して施錠すると、見計らったようにキーを握ったライドウの手ごと掌で包んだ。
俄かに周囲で驚嘆とも感嘆とも分からない声があがった。
が、そんな事にはお構いなしで。
「ご当地モノとかあるかな、」
「さぁ、どうだろうか」
「お、あるある!ほらあれ、先ずはソフトクリームかな・・・」
周囲のどよめきなど気にならないらしいふたりは、派手にご当地主張ののぼりをはためかせる露店に向かった。それぞれに違う種類のものを注文して受け取ると、食べながらまた移動する。
温かな日差しに甘く匂い立つ氷菓子を頬張りながら歩いていると、ライドウがふと傍らの人修羅に手を伸ばしてきた。
「ん?」
「口元・・・ついている」
言いざま、白い長い指が人修羅の口元を拭うと、彼の持っているソフトクリームと同じ色がライドウの指先に移った。
「サンキュー」
汚れを拭ってもらった礼を述べた人修羅は、引かれかけていたライドウの手を素早く掴み取った。そして、ソフトクリームのついた指ごと、口に含む。
「・・・人修羅、」
「なに?あ、味見したかった?悪ぃ悪ぃ、じゃあはい、交換な」
「・・・有難う」
人修羅が己の手にしていたものとライドウの持っていたものを取り替えた。ライドウが長い睫毛に縁取られた目蓋をわずか落としてソフトクリームを口に含むのを見遣り、にこり、と満足そうに笑みをはいた。
そして、
「ライドウ、こっち向いて」
言って、ライドウの頬にそっと手を添えた。
「どうか・・・?」
問いかけた、その唇に、人修羅はそろりと舌を這わせた。次いで、啄ばむように唇を合わせる。
「ライドウも、口についてた」
「そうか・・・すまない」
「いえいえ、ゴチソウサマ」
人修羅は双眸を細めると、次に向かう露天を定めてライドウの手を引いた。

麗らかな休日の、様々な人で賑わう高速道路のサービスエリアで、衆目の注意を惹いている事など彼らには全くもってコレっぽっちも関係ない事だった。


*****

何が書きたかったんだー!!?

うん、まぁ消化不良だとか意味不明だとかは何時もの事です。
いやぁ、syrさんとysdtさんと萌絵茶をしておりました時に、ライドウが大きい車運転してるとかいいんじゃね?という話になって、じゃあヴェルファイアとかどうよ?そんでSAとかで注目浴びるんだ、とかそんな話になったので。
なんかもっと色々言ってた気がするんだけれども・・・再現は無理でした。
再現どころか、ぜんっぜん書けてないですよ、すみません。


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