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雨龍堂annex

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ぱちぱちプラス、更にプラス

昨日・今日と、拍手ぱちぱち有難うございます!

何かひとつでも楽しんで頂けたものがございましたなら嬉しい限り。
かような辺境の気紛れ更新サイトではございますが、今後ともヨロシクお願いします。

拍手お礼画を入替えたので、ご祝儀(?)パチもあるのでしょうか、何時もより沢山ぱちぱち頂けて吃驚してます。
本当に有難うございます。


*****

※すみません、「続き」に少し付け足しましたっっ

え~・・・
常になにかしらの妄想が脳内占領しておる訳ですが。

夏あわせの原稿のネタとは違うところで今すっごくぐるぐるしてます・笑。
あれなんだろうこれwww

ちょっぴりだけ、妄想吐き出させて下さい。
「続き」から。
人ライ特殊設定です。

いま人ライと雷ライとチカダテがぐるんぐるんしてるんですが(苦笑)
雷ライは、現パで一緒に勉強とかしながらさりげに甘える(ただし本人に自覚なし)ライとさらっと甘やかしちゃう我くんで妄想が止まりません。
チカダテは、あれです・・・駅前のマクドあたりにいそうな感じの。

そんな中で一際妄想加速してるのが、人ライだったりします・・・

人ライですが、ライドウが女子です。
・・・人修羅が残念仕様です。
いきなり始まっていきなり終わる系です。
前置きもなければ続きもありません。

※最後に少しオマケっぽいの、追記しました。

**********

すらりと退魔刀を抜き、胸元から鈍色の封魔管を手にしたライドウに、
「ちょ~っと待て!」
人修羅が制止をかけた。
進路に不意に現れた悪魔に、ライドウは躊躇いなく挑む姿勢だ。・・・った、が。
「っ!!何をするっ」
「いいから黙ってなさいっ」
「人修羅!」
「はいはいっ!」
人修羅は素早くライドウの前に回りこむと、やや姿勢を低くし、そのまま浚うようにライドウを担ぎ上げた。
「下ろせっ!」
「聞けませ~ん」
そのまま、脚力を活かして床を蹴ってその場を後にした。
「人修羅っ!!」
「駄目なもんは駄目ですっっ!」
あっと言う間に遠ざかっていく悪魔達の姿に、ライドウは低く唸った。
そして、封魔管を握っていた手で、人修羅の背を叩きつける。
「痛い痛い、」
「ウソを吐けっ!これくらい何ともないくせにっ」
「あ、バレた・・・って、だからって余計に力込めないでっ」
幾分か離れたところで、人修羅はようやく立ち止まった。
「ここなら平気かな・・・」
足を止めたもののまだライドウを担いだままで人修羅は周囲を見遣る。そうしてから、
「もぅ!なんでそう誰にも彼にも挑んでいくのさ!」
ゆっくりとライドウの革靴が床につくように下ろした。
「なんでそう立て続けに挑んでいくかなぁ・・・スタメン外すよ?」
「すためん、が何かは知らんが、敵にむかう事の何が悪いっ」
「悪いの!もちょっと自分を大事にしなさいって言ってんです!」
「・・・・・・」
ライドウは無言のままで抜き身だった退魔刀を鞘に収めた。
管も胸元のホルダーに戻すと、凛とした黒瞳で一度人修羅を睨みつけ、そのままふいとそっぽを向いてしまう。
「うわわわ、ライドウさ~ん?」
「・・・なぜ敵を前に逃げねばならんっ」
「あー・・・あのさぁ、ライドウはなんでそう直ぐに向かってっちゃうわけ?」
確かに、人修羅とて常に戦闘を避けるわけではないし、煌天の時などはどこかで楽しんでいる事も自覚している。
しかしライドウは「ひと」であり、このボルテクス界の住人でもなければ率先して悪魔と戦う理由もない。
「このライドウに、仲魔ではない悪魔を見逃せ、と?」
中性的な、男子にしては高く女子にしては低い声が人修羅に投げ掛けられた。
あぁそう言えば、その実力でもって「名」を継いだとか言ってたなぁ、と人修羅は苦い顔をする。
それにしたって・・・
「見た目はクールそうなんだけどなぁ」
「?」
「どうしてそんな暴れん坊かなぁ、ヒナちゃんは」
そんなところも可愛いと思ってしまうのは惚れた弱味だろうか。
・・と、
「ん?どしたん?」
「ヒ・・・」
「ひ?」
「ヒナちゃん言うなっっ」
まだ背中を向けたままのライドウの、黒尽くめからわずかに覗く白い耳殻がほのかに朱を浮かべている。
彼女の使役する、羽根のようにふわりと緋色の髪を広げる少女の姿をした仲魔から常に「ひなちゃん」と呼ばれているというのに、この反応。
「・・・・・・か、かンわいい」
思わずぼそりと呟いた人修羅に、
「っ!!愚弄するかっ」
ライドウは項まで赤く染めると、振り向きざま、躊躇いなく退魔刀を抜き払った。


*****
【オマケ】

「ゴウト、」
足元を歩く目付け役に、ライドウは視線を向けぬまま言った。
その声がいつになく硬い気がして、黒猫に身をやつした先達は歩みはそのままで上方を見遣った。
ライドウは外套の上から胸元を押さえていて。
『どうした?』
「これは、真名を引き渡した自分の失策だろうか」
『何がだ?』
器用に双眸を眇めてゴウトが問うと、
「人修羅に・・・亮に名を呼ばれると、なにか胸の奥がざわめく気がする」
ライドウは深刻な面持ちでぼそりと答えた。
ゴウトは開きかけた口を一度閉じ、右、左、と視線を泳がせてからもう一度口を開いた。
『・・・・・・気の所為ではないか?若しくは、名を呼ばれる事に慣れておらんからではないか?』
「なるほど、そうかもしれん・・・」
この後進は頑迷なところはあるが、根は素直である。特に目付け役の言は時に疑わず頷くところも、ある。
案の定、ゴウトの言葉に納得したのか、ライドウは胸元に当てていた手を外した。表情も、何時もの様子と変わらない。
『(ぃよっし、誤魔化せた!)』
ゴウトは無機質な床に視線を這わせながら、これも器用に口角を持ち上げてニヤリと笑った。

【オマケおわり】
*****

続きませんっっ

あ、言い忘れてました、おにゃのこライドウは「ひなた」といいます。人修羅は「亮(まこと)」です。
ひなは帝都を離れ守護という任務がないボルテクスで、無自覚にテンションあがってるといいかなぁ、と。
でもって物静かそうに見えて好戦的だとかね。暴れん坊さん。

っていう妄想!!

お付合い有難うございましたっっ

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