- 2013/05/07
- Category : BSR
宴っ
宴です。宴です。
昼公演と夜公演。
で、まだ東京公演も大阪公演もありますし、内容的にネタバレ見ないで観劇した方がいいと思うので明らかなネタバレとかココでもツイッタでも言わないようにしてたんですが。
どーしても…
どーーしても…っ
これだけ言わせて、て感じのアレを、「続き」に隠しときます。
すみません。もうホント語り合いたい・笑。
ここから少し、ネタバレを含みます。
やっぱりタイトルが「宴」だけあって……本当に、宴でした。
前知識ナシで見た方がいいというのを聞いたので、なるべく自分から情報を得る事をしないようにしてました。
あと、既に見てきた方達も、ネタバレをしないようにして下さってた感じで。
駄目です、あれ。
あ、いや話が駄目とかじゃなく。
涙腺的に。
お昼公演は、1階通路より少し前くらい、舞台に向かって右側
夜公演は、1階前寄りの、舞台に向かって左側
どちらも良い席だったんですが、10列より前に座ったのが初めてで…夜公演の時は役者さんの表情まで鮮明に見えて、とにかく凄かったです。
で、舞台の右手に伊達軍がくる事が多かったので、夜公演の時は伊達軍、特に政宗様の表情をよく見る事ができました。
…これが、ね。アカンかった。涙腺的な意味で。
ストーリー全般、凄かったんですけど。
ずっと役者さん達が「今までと違う」て仰ってたのは確かでした。
全く違う!
OPから物凄い衝撃的でした。
細々と感想を書き連ねていきたい気もするんですが…今日はともかくコレだけが言いたくて。
最後の、茶会を終えた松永が静かに語りながら足を踏み出すごとに、倒れていた武将がゆらりと一人ずつ起き上がるんですが。
その起き上がり方も、傀儡が糸で釣り上げられていくみたいに無機質な動き(特に幸村と筆頭は寒気がするくらい凄かった)なんですよ。
最後に筆頭が立ち上がったと思ったら、松永が徐ろに左手を高く持ち上げ、
パチン
と弾いた途端に、さっき立ち上がった武将たちがばたりと倒れるんです。
その倒れる瞬間の、政宗様の表情を見てしまってですね!
夜公演、表情まで肉眼で見える場所、舞台に向かって左手にいると右側に立って松永(中心)の方を向いていた政宗様のお顔が見えてしまって、ですね!
何の感情もない、魂の入ってない「器」でしかない政宗様が、なんの表情ものせずに吊り上げられていた糸をいきなり切られた操り人形のように、造作もなく崩れ落ちる瞬間…
それまで自分で思ってたより冷静に舞台を見ていたなぁ、という感じだったのに、その瞬間、涙腺決壊しました。
あれはアカン…
いま思い出しても泣けてきます。
あの表情、DVDに入れて欲しいなぁ…でも舞台正面からだと顔が見えなさそうだなぁ
ここまで書いといてアレですが、今回の舞台のストーリーは、好き嫌いが分かれるだろうなぁ、と思います。
自分はアリだと思いました。が、スッキリとしないのは確かです。
ここまで見て下さって有難うございました。