2014/02/20 Category : BSR ログ つい、ぴっしぶにupして満足しちゃってた絵ログをコチラにも。全部じゃないですが…直近のを3つほど。小咄系のもまた後日、編集できれば更新します。気紛れというより放置状態ですみません。ゲームの方、ぼちぼち…と言うか超スロー進行です。へたっぴなので自分のコントロールする画面で酔って中断したりして。情けねぇ…続きに、ゲームと全く関係ない妄想の断片とか・笑。 前にもちょっと言ってたかもしれませんけれども。いきなり始まっていきなり終わる系の小咄としてだいぶ前に小咄書いたネタで、トラットリアを切り盛りしてる政宗様とリーマンなチカさんのお話。その設定がまたもりもりと膨らんできてまして。出会い編みたいなのを、書けたらなぁ…なんて。大通りから外れてはいるが、近くには商業ビルが立ち並ぶ区画がある。いわゆる路地裏の穴場的トラットリアとして売り込むにはいい場所だ。店内の広さも少人数で回すには丁度いいだろう。自分の他にシェフを入れるつもりはない。雇うならば給仕を主とする従業員を2,3名。シフトを考えて4名。うん、良い具合だ。政宗は新しい木の香りのする店内をゆっくりと歩いて今後の構想を思い描いていた。カウンターはキッチンに面しているので己でも給仕が可能だ。だとするとテーブル席とレジを任せられる従業員が少数居れば十分だ。一通りの什器が整えられたホールを見渡し、次いで政宗はキッチンへと足を向けた。ここが、これからの政宗の職場となる。シルバーの調理台に置いた紙袋にはここに来る途中に買い込んできた食材が入っている。ストーブ(コンロ)の癖を知りたくて持ち込んだ食材だ。さてコイツと仲良くやれるかな、と政宗が壁に吊るされたパンに手を伸ばした、その時…「Hello?」ジャケットの内ポケットに仕舞っていたスマホが着信を告げてきた。相手は昔馴染みで、この店を立ち上げるのに尽力してくれた人物だった。「あぁ、いま店にいる。いい出来だぜ…調理場も、申し分ない。いや、それは今から」話しながら、抽斗を開けてトングやスプーンを確認する。「openまで日があるからな、また都合のいい時にでも試食に来いよ」小さく笑んで言ってやると通話相手も微笑混じりに「必ず」と答えてきた。「メニューも決めていかねぇとだし、また相談に乗ってくれ」それにも快諾の答えを受ける。それから他愛ない話をいくつか遣り取りしていると、カロン、と扉の開閉が分かるように付けてあったベルが控え目に鳴った。***担当している取引先が移転したというので挨拶も兼ねてメンテナンスに訪れた場所は、元親も初めて降りる駅だった。駅前には商業ビルが立ち並び、ちょっとしたオフィス街になっていた。が、目指す取引先は目抜き通りからやや離れていた。往路は約束の時間に遅れないよう案内地図に記された道順に従って歩いたが、復路は自社に戻るだけなので余程遅くならない限り問題はない。それに、午前中に訪れたものの、従業員が昼休憩を取っている間に作業をしていたので元親は昼食をとっていなかった。これから取引が続けば何度か訪れる事になるだろうから、食事がとれる場所も確認しておきたい。そう思って、元親は往路とは違った道を選んで駅に向かう事にした。チェーン店のコーヒーショップやファーストフード店が駅前にあったのは覚えている。けれど、どうせならもう少しマシなものを食べたい。とくに味に五月蠅いという訳ではないが、元親としては食べる事を楽しむのは大事だと思っている。仕事の合間なので妥協も必要だが、可能な範囲で高水準を目指したい。そう思いながら歩いていた時、視界の端に鮮やかな赤と緑が映り込んだ。歩いている表通りから伸びる小道、そこに外国の国旗のような物が見えた。───あれは…イタリア国旗だったか?もしかするとレストランかもしれない。元親は迷いなく足先を小路へと向けた。果たして。そこにはこじんまりとした、けれど清潔感のある小さなトラットリアがあった。店内に人の姿は見えない。休みだろうか、と思ったが明かりは灯っている。ままよ、と元親は木製の扉を引いた。***開店準備中の政宗さんと、営業途中のチカさんの出会い。なんちて。準備中って知らないチカさんに、気紛れおこしてご飯作ってあげる政宗さん。営業で近くにきたら立ち寄るようになって、プライベートも会うようになって、一緒に住むようになるといいよ。なんてロングスパン・笑。長々と突発SSにお付き合い下さり有難うございました。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword